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健康シリーズ HEALTH

顔写真第16回「消化器疾患シリーズ 〜最近の癌治療〜」

水島協同病院 消化器医長
山口 義生

 消化器関係の疾患で、命を奪う原因の多くは、癌といえます。最近胃癌は減少傾向にあり、大腸癌は増加、C型肝炎に連なる肝癌は増加しています。従来は、外科がほとんど全部行っていた事を、最近内科でやれるようになりました。胃癌では、粘膜内に存在し、癌細胞の性質がおとなしく、病変の中に潰瘍がなければ内視鏡で切除できます。まだこの数は数%ですが、患者さん全員が一年に一回必ず内視鏡検査を受ければ半数近く内視鏡切除が可能です。また大腸癌の治療に関して内視鏡検査は有効性で、ポリープとして内視鏡切除したものの中に、癌細胞が含まれ手術せずに済んだものも十例以上あります。またかなり進行した大腸癌でも再発しないものもあり、この検査は全国的にもますます需要が増えています。五十代の働き盛りの男性に多く、七十代からの高齢者の女性にも増えています。当院では昨年より意識下鎮静法で苦痛のない内視鏡検査に取り組み、数もかなり増えています。胃・大腸内視鏡は、今後集団検診で一年に一回行われる時代がきっと来るでしょう。また2010年まで増え続ける肝癌、以前は半年から一年しかもたないとされた頃がありましたが、PEIT(エタノール注刀方)や肝動脈閉塞術、さらに新しいマイクロ凝固療法、ラジオ派治療、カテーテルを留置した持続的な抗癌剤治療で五年以上御存命される方が増えています。何よりもウィルス肝炎患者さんのエコー検査の厳重な実施で早期発見されることが大きいように思われます。治療の器具や扱術も新しいものが次々にあらわれて外科の先生方との協力によって高い治療効果が期待されます。このように早期発見・早期治療である程度、撲滅可能な癌もありますが、肝臓・胆嚢癌・食道癌などは、現代医学のトップレベルをもってしても、早期発見、根治性の高い治療というところまではまだ至っておりません。新型CT、MRI、超音波内視鏡、膵管鏡など開発されていますが、大きな問題です。しかし、これらの癌に対する治療も発達しましたが、発癌食品の除去、活性酸素、免疫と発癌などの医学的研究も進み、日常の食事、生活面でも当院の外来、病棟でもその正しい考え方を、医師を中心にして皆様方にお伝えしていきたいと考えております。

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