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健康シリーズ HEALTH


顔写真第31回:「軽度発達障害」の子どもたちに正しい理解と対応を…

水島協同病院
発達相談員 檀上 貴史

増加する相談件数
 最近、学校などで「落ち着きがなく、授業中部屋の中を歩き回る」「友達づきあいがうまくできず、トラブルが多い」「勉強や活動についていけない」などの相談が増えています。こうした背景には、完全週休二日制や総合学習の導入で、逆に授業時間にゆとりがなくなったことや、家庭や地域の教育力の低下といった影響もあると思います。しかし、中にはそうした要因だけでは理解できない子どもたちもいます。いわゆる「軽度発達障害」と呼ばれる子どもたちです。

軽度発達障害とは?
 「軽度発達障害」とは、「知的な発達の遅れはほとんどないが、何らかの脳の軽い機能障害があるために落ち着きがなく感情をうまくコントロールできなかったり、人との関係がうまくとれなかったり、特定の学習についていけない」子どもたちです。
 より専門的には、(1)注意力や感情のコントロールがうまくできないADHD(注意欠陥多動性障害)、(2)人の気持ちやその場の状況を読み取るのが苦手で、独特のこだわりがある高機能自閉症、(3)特定の学習能力に特別の困難さがあるLD(学習障害)、などに分けられます。こうした子どもたちは、勉強はある程度できるのに「集団行動がとれない」「何度注意しても同じ失敗やトラブルを繰り返す」といったことがあるため、まわりの人たちから「わざとやっている」「なまけていてやる気がない」といった誤解を受けやすく、ひどく自信を失っていたり、友達から深刻ないじめを受けていることもあります。私が知っている事例でも、学校から「家庭でのしつけが悪い」と言われ、つらい思いをしてきたというお母さんがおられました。

その子に応じた対応を…
 大切なことは、まず家族や教師などまわりの人がきちんとその子どもの問題を理解し、接してあげることです。そしてその子の特徴や苦手さに応じた対応をしてあげることで、ずいぶん落ち着いてきて、トラブルが減る場合が多くあります。そのためには専門的な診断とアドバイスが必要になってきます。もしこうした心配があれば、水島協同病院小児科・発達相談でご相談になれますし、児童相談所等でも相談できます。

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写真 周囲の大人や友だちの理解も大切ですネ!

発達外来・心身症外来の
ご案内
発達外来では、以下のようなご相談にのっています。

・歩くのが遅い
・ことばをなかなかしゃべらない
・学習や集団生活についていけない
・その他、ADHD(注意欠陥多動性障害)やLD、高機能自閉症などの軽度発達障害について治療・相談。


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