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健康シリーズ HEALTH


顔写真第36回:高脂血症‥‥動脈硬化への道


水島協同病院 循環器科 進藤 真

〔高脂血症とは〕
 高脂血症とは血液の中に含まれるコレステロールや中性脂肪といった脂肪分が高値を示す病気を言います。具体的には以下のものがあります。(1)高コレステロール血症(総コレステロール値が220mg/デシリットル以上、または悪玉であるLDLコレステロールが140mg/デシリットル以上)。(2)高トリグリセリド血症(中性脂肪が150mg/デシリットル以上)。(3)低HDL血症(善玉であるHDLコレステロールが40mg/デシリットル未満)。
 日本の食生活が次第に欧米化し、動物脂肪過剰型の食事が増えてきました。車社会になり、歩く距離は減り、飽食・運動不足の状態が出現しています。高コレステロール血症の人は年々増え、全人口の30%、五十歳代女性の半数に達する勢いです。高トリグリセリド血症の人も約20%います。

〔高脂血症と動脈硬化〕
図 高脂血症が続くことにより、全身の血管に動脈硬化が引き起こされます。その結果、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞、脳出血、動脈瘤、動脈解離などの病気を引き起こします。高脂血症や動脈硬化は症状がありませんが、それにより発症する心筋梗塞・狭心症、脳梗塞などの両疾患を合わせた死亡率は、がんによる死亡率よりも高くなっています。
 動脈硬化は生後すぐから無症状で発症し、年齢とともに進行します。高脂血症、高血圧、糖尿病、肥満、喫煙などにより、進展の速度は速くなり、その危険性も高くなるのです。
 総コレステロール値が上昇すると心筋梗塞など虚血性心疾患の死亡率も上昇し、220mg/デシリットルでは200mg/デシリットルの約1.5倍、240mg/デシリットルでは約2倍となります。中性脂肪の値が100mg/デシリットルの時の危険度を1とすると、140mg/デシリットルで約2倍、180mg/デシリットルで3倍、250mg/デシリットルで5倍となります。

〔動脈硬化の危険因子をチェックしよう〕

チェック表

 動脈硬化を引き起こす危険因子を並べてみました。これらの危険因子が多くなるほど、狭心症、心筋梗塞などの病気が起こりやすくなります。当てはまる項目数がひとつ増えるごとに危険度が2倍、4倍と増加します。皆さんの現在の状況をみてみましょう。病院への受診や、健診で血液検査をされた方は検査結果などをみてチェックしましょう。

図 イラスト

 さて、いくつ当てはまるでしょうか。当てはまる方は病院での検査、治療が必要になります。
 動脈硬化の詳細の検査治療については機会があればまた、お話します。


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