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健康シリーズ HEALTH

第78回:紫外線対策 太陽と賢くつきあおう グローカルネット吉備環境カウンセラー 小林倫子
グローカルネット吉備環境カウンセラー 小林 倫子
 日焼けは本当に健康に悪いの?・・・少し前からこんな話を耳にするようになりました。私たちが子どもの頃には日焼けは健康の印だったはず。その頃と現在で何が変わったのでしょう。今回は、生活の中で実行したい太陽と賢くつきあうためのヒントを小林倫子さんに聞きしました。
〈時刻別紫外線強度〉

紫外線と地球環境
 太陽の光には目には見えない紫外線が含まれています。地球の上空のオゾン層が紫外線をさえぎって、地球上の生命を守っています。ところが人間が大気中に出したフロンなどが、このオゾン層を破壊することがわかりました。地球の周りのオゾン層が破壊され有害紫外線が降り注ぐようになっています。

有害紫外線の影響
 紫外線の研究が進み、健康への悪影響がわかってきました。有害紫外線の主な影響として、
(1)皮膚がんのリスクを高める
(2)白内障を誘発させる
(3)免疫力の低下をまねく
 その他にプランクトンの減少による漁獲高の減少、動植物の成長阻害、気候変動への影響、物質の劣化への影響があります。

明日からできる紫外線対策 
1、 帽子、日傘、長袖、帽子のつば7センチ以上、小さい子どもは首筋を覆うタイプもよい。
2、 自分の肌のタイプを知って、肌の弱い人は気をつける。
3、 紫外線の多い季節、時間帯、場所を知っておく
・季節は4月〜9月
・時間帯は10時〜14時
・緯度の低い地域
・標高の高い場所
・空気が澄んでいる所
・曇りでも晴天の6割
・反射光は、雪面の80%、
・白い壁や水面20%
・歩道では10%、芝生は2%
4、 日焼け止めクリームはTPOに合わせて選ぶ、普段はSPF20以下、用途に合わせて50まである。
 小さい子どもは帽子や服で防御が先。
5、 ビタミンCやEを豊富に含む地産地消の野菜、豆、お茶、果物などをとる。
6、 身のまわりのフロン製品の廃棄に気をつける(不法投棄など)
7、 家族や友人、学校や幼稚園保育園の先生方など、子どもたちをとりまく関係者に伝える。
 紫外線について正しい知識を持ち、上手につきあっていきましょう。
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