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健康シリーズ HEALTH

第79回:メタボリックを撃退しよう
体重日記にチャレンジ
水島協同病院保健師 濱田梨絵
水島協同病院保健師 濱田 梨絵
 みなさん、メタボリックシンドロームはご存じですか? 今、テレビなどでも話題になっているので、知ってる方も多いと思います。
写真
内臓に脂肪がたまる
 腹囲の大きい方で、「リンゴ型の肥満」の方は、左の写真のように内臓に脂肪がたまっています。この内臓の脂肪が、「高血圧症」「高脂血症」「糖尿病」などの生活習慣病を起こす犯人です。そして、内臓脂肪の蓄積によって、さまざまな病気が引き起こされた状態をメタボリックシンドロームといいます。
 メタボリックシンドロームは生活習慣にとても関係しています。
 生活習慣をちょっとだけ改善するだけで、内臓脂肪をへらし、メタボリックシンドロームを防ぐことができます。
 水島協同病院での取り組みを紹介します。

体重日記をつけよう
グラフ
私の体重日記を公開します(約1年)
5kgくらい痩せました。
 1日2回体重を計って記録。0.1kgの単位まで記録していきます。
 体重はとても良い指標です。自分が食べているものがすべて体重に反映されます。
 私もつけていますが、最初の2、3カ月くらいは全然減らなくて、むしろ、増えてたくらいでした。ちょうど3カ月過ぎてからは、効果が出てきて、自分の中でも、どういう生活をすると太ったり、やせたりするのか、少しわかってきました。なので、効果がない方も、がんばって1年間継続してみてください。1年間を継続すると成功する割合が高いと言われています。

低炭水化物ダイエット
 低炭水化物ダイエットとは、同じカロリーでも、ご飯、麺類、パンなどの炭水化物を少なくし、魚や野菜などのおかずを多くするものです。
 当院の職員でも何人かこの食事をとっていますが、皆さん効果が出ています。少し腹囲が気になるなーという方でしたら、いつものご飯を半分にして、その分おかずをしっかり食べてみてください。必ず効果があらわれますよ。
 9月から、CTで内臓脂肪をチェックできるようになります。内臓脂肪が気になる方は、どうぞ。
料理写真 料理写真
低炭水化物食(600kcal) 糖尿病食(600kcal)
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