第159回:子どもの病気シリーズC「子どもの熱」そのA |
水島協同病院 看護二科主任 植本聖子 |
今回は、熱が出た時の「診察のタイミング」と家庭での介護についてお話します。 熱以外に症状に注目熱があっても機嫌がよく元気もあり、水分が取れていれば、しばらく様子を見ていてもかまいませんが、次のような症状があれば、早めの受診をお勧めします。 受診のめやす
家庭で気をつける事水分をしっかり取りましょう食欲がなくても、スポーツ飲料や果汁をしっかり飲ませてあげましょう。消化の良い物を欲しがるだけ、無理をせず与えてください。 安静にしましょう学校や幼稚園・保育園は無理をせず、家でゆっくりと休みましょう。 保温・加湿にも気をつけて厚着やコタツにもぐり込んだりすることは、かえってよくありません。寒くない程度に暖房をかけたり、暑すぎない程度に冷房を利用します。 身体の清潔はこまめな対応を熱がある時には汗を拭く程度にして、こまめに服を着替えましょう。 |