WEB版医療生協

健康シリーズ HEALTH

第159回:子どもの病気シリーズC「子どもの熱」そのA

水島協同病院 看護二科主任 植本聖子
イメージ

今回は、熱が出た時の「診察のタイミング」と家庭での介護についてお話します。

熱以外に症状に注目

熱があっても機嫌がよく元気もあり、水分が取れていれば、しばらく様子を見ていてもかまいませんが、次のような症状があれば、早めの受診をお勧めします。

イメージ

受診のめやす

  • ・38度以上の発熱が3日以上続く。
  • ・水分を受け付けず、オシッコの出方がいつもに比べて少ない。
  • ・嘔吐や下痢の回数が多い。
  • ・ぐったりして、反応が鈍い。
  • ・ウトウトして、眠る事が多い。(呼びかけてもはっきりと目覚めない)
  • ・目の動きが鈍く、呼びかけても視線が合わない。
  • ・ひきつけ(ケイレン)を、おこした。

家庭で気をつける事

水分をしっかり取りましょう

食欲がなくても、スポーツ飲料や果汁をしっかり飲ませてあげましょう。消化の良い物を欲しがるだけ、無理をせず与えてください。

安静にしましょう

学校や幼稚園・保育園は無理をせず、家でゆっくりと休みましょう。
朝から晩まで丸1日熱がないことを確認してから、登園・登校するようにしてください。

保温・加湿にも気をつけて

厚着やコタツにもぐり込んだりすることは、かえってよくありません。寒くない程度に暖房をかけたり、暑すぎない程度に冷房を利用します。
また乾燥しすぎないように適度に加湿を行います。(冬は18〜20度、夏は22〜24度が目安です)

身体の清潔はこまめな対応を

熱がある時には汗を拭く程度にして、こまめに服を着替えましょう。
熱がなければ、寝る前に疲れない程度にお風呂に入れてあげてもかまいません。

一覧リストに戻る
navi:
TOPページ
更新履歴
理事長あいさつ
組合理念・品質方針
いま医療生協は
組合の歩み
定款Web閲覧用
運営組織
プライバシーポリシー
ファミリーフレンドリー
女性活躍
諸規程・各種帳票
CSRレポート
健康づくり
事業所の紹介
診療スケジュール
地図
求人案内
先輩スタッフからのメッセージ
看護奨学生の募集
バックナンバー
健康シリーズ
トピックス
イベント情報
機関紙配布協力者募集中
リンク集

©倉敷医療生活協同組合 2000- ホームページ内のコンテンツ・写真等の無断転写、転用を禁止します。