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健康シリーズ HEALTH

第197回:知っておきたい薬のはなしK〔最終回〕
ほんとうに効き目があるの? みんな気になるサプリメント

水島協同病院 薬剤部長 李 美淑

テレビなどで健康に役立つ≠ニ宣伝されているサプリメント。効果があるのでしょうか?

サプリメントと医薬品

法的には、口からとるものは、医薬品と食品とに分けられます。食品は、一般食品と機能性表示ができる保健機能性食品に分けられます。健康食品は一般食品に分類されますが、カプセル・錠剤・粉末・濃縮エキスなどさまざまな形で販売されています。サプリメントとは、健康食品の中でも錠剤化、カプセル化されたものをいいます。  機能性表示≠ニは、「糖の吸収を抑える」「内臓脂肪を減らす」などの表示のことです。特定保健用食品(トクホ)や機能性表示食品、栄養機能性食品等がこれに当たります。  一方、疾病の治療・予防を目的とする表示≠ェできるのは医薬品のみです。 例えば「花粉症改善」「糖尿病予防」などです。医薬品以外で機能性表示をすれば薬事法違反となります。

選び方と注意点

  • ・どんな成分がどれだけ入っているか分からない輸入品や通販のものは避けましょう。
  • ・素材情報と製品情報は異なります。期待する効果を得るには、量や摂取方法が大きく関係します。
  • ・価格が高すぎる場合は、悪徳商法とのつながりが心配です。安すぎる場合は、期待する効果や安全面が心配です。
  • ・誇大広告には注意が必要です。「3か月で楽に20`やせた」といった体験談や「専門家」の発言、科学的根拠のない広告にだまされないようにしましょう。
  • ・天然由来もの、オールナチュラル、ハーブ等の表現は、安全と思われがちですが、合成品に比べてアレルギーを起こす可能性も高く、注意が必要です。
  • ・海外ではハーブ系の健康食品が多くありますが、中には医薬品と同じ様な成分を含むものがあります。日本では許可されていない成分もあります。
  • ・同様に「食品」としながら、薬の成分が含まれることがあります。添加された薬の含有量や種類によっては、重大な健康被害を受ける可能性があります。中国製ダイエット食品による死亡例も報告されています。
  • ・ビタミンやミネラルでも副作用が出ます。医薬品は、重大な副作用が起こった場合、医療費などが給付される副作用救済制度の対象となりますが、健康食品は対象になりません。
  • ・健康食品は、医薬品との相互作用がある場合があるので、摂取している場合は、医師、薬剤師に相談しましょう。

正しい利用方法

健康な食生活は「主食・主菜・副菜をバランスよく」が基本です。健康食品は、食生活での食品素材を補う以上のものではありません。治療目的の薬を差しおいて、健康食品を摂取することは大変危険です。また、健康つくりの3要素は、「栄養・運動・休養」といわれています。いま一度、ライフスタイルを見直してみましょう。(最終回)

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