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健康シリーズ HEALTH

第175回:心臓と血管の話 その②

玉島協同病院 進藤 真 院長

 今回は、心臓や血管の仕組みについてお話します。

Q心臓の大きさはどれくらい?
A心臓の重さは握りこぶしよりやや大きく、重さは成人の標準で250〜350gくらいです。左右の肺の中間の胸のほぼ中央にあります。心臓は形状が中央よりやや左に寄っており、心臓の先端(心尖部)は左のお乳の下のあたりにあります。そこに手を当ててみると心臓の鼓動を感じることができます。
Q心臓の中はどうなっているの?
A心臓の形や仕組みについては小学校の理科でも学習しますね。心臓の中にヒトと同じ4つの部屋を持つのは鳥類と哺乳類だけです。今度、鳥のモツ煮を食べるときに観察(?)してみてください。4つの部屋は2つの心室(左室…心臓から全身に血液を送り出す、右室…肺へ送り出す)と2つの心房(左房…肺からの血液を受け取る、右房…全身から帰ってきた血液を受け取る)からなります。心室は血液を送り出すポンプなので心筋という筋肉で成り立っています。心房と心室の間は血液が逆流しないよう弁で隔てられています。
Q心臓の筋肉は鍛えれば強くなるの?
A筋トレと同じく、心臓の筋肉も血圧が高い状態など負荷をかけると肥大します。肥大した筋肉はより多くの酸素やエネルギーを必要とします。しかし、送り出す血液の量は変わりません。エンジンの大きな燃費の悪い車を想像してください。心臓の拍動は1分間に60拍として、1日で86400拍、1年間で3150万拍、80歳まで25億拍。一生の間休みなく動き続けるためには肥大した心臓の筋肉より、燃費のいい正常な心筋が長持ちするのです。
 体の筋肉はジョギングやウォーキングなど運動することで、エネルギーを効率よく使えるようになります。そうすると心臓の負担が少なくなりますから軽い運動は大切なのです。心臓は1回の拍動で約100㎖の血液を肺と全身に送り出します。1分間で約6ℓ、1日で8640ℓ(200ℓのドラム缶40本分)の血液となります。
Q動脈と静脈って違いはあるの?
A動脈と静脈は、基本的には同じような構造ですが(図を参照)、動脈には心臓からの強い圧力がかかるため、壁が厚く、弾力があります。静脈では、そのような圧力がかからないので、壁が薄くなっているほか、全身からの血液を心臓に返すため、血液が逆流しないように弁があります。体の表面に浮かんでみえる青い血管は静脈です。

次回からは、動脈硬化や心臓の病気についてお話しします。

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