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健康シリーズ HEALTH

第190回:知っておきたい薬のはなしD
貼り薬(貼付剤【ちょうふざい】)について

水島協同病院 薬剤師 渡邊みなみ

お医者さんからもらう薬には口から服用する「経口剤」の他に、皮膚に貼る「貼付剤」があります。今月は貼り薬(貼付剤)のおはなしです。

貼り薬とは

貼り薬は狭心症に使う血管拡張剤、喘息に使う気管支拡張剤、足腰などの痛みに使う抗炎症剤(痛み止め)の入った湿布、さらに最近では認知症、パーキンソン病などの治療薬にも使われています。貼り薬の良いところは、有効成分の安定した体への取り込み維持が可能、胃腸障害の軽減、経口投与の困難な方にも食事に関係なく使用できるなどです。そのため、様々な病気を対象に新たな貼り薬の開発が進んでいます。

湿布薬

みなさんが良く知っている湿布には鎮痛作用のほかに、冷やしたり温めたりする目的で使用するものがあります。打ち身・ねんざなどで熱を持っている場合は冷湿布、肩こり、腰痛などの慢性炎症には温湿布を使うことがあります。湿布には消炎鎮痛薬と、メントールなどの清涼感を感じる成分が含まれています。スーッとする感じが無くなると、効果が無くなった気がするかもしれませんが、痛み止めの成分は12〜24時間持続します。貼り替えたりせずに、医師の指示通りに使用してください。湿布の中には日光アレルギー(光線過敏症)をおこすものもあり、日差しの強くなる時期には注意が必要です。直射日光のあたる部位には、日光アレルギー(光線過敏症)の副作用報告のない湿布薬を使用したほうが良いので、医師・薬剤師に相談してみてください。

注意すること

狭心症、喘息、認知症、パーキンソン病などの薬は、薬の成分が少しずつ吸収されるので効果が持続します。痛み止めの貼り薬には、3日毎や7日毎に貼り替えるものもあり、ゆっくりと体内に吸収されます。貼り替えるときは、必ず古い方の貼り薬を剥がしていることを確認してから新しいお薬を貼りましょう。また、はがした貼り薬には、有効成分が残っています。他の人に触れないよう内側に折って捨てましょう。また、かぶれを起こすことがよくあります。毎回同じ場所に貼るとかぶれやすいので、少し場所を変えるなどしてかぶれないようにしましょう。狭心症や喘息の薬は、「胸に貼らないといけない」と思われがちですが、上腕や背中、お腹に貼っても問題ない薬もあるので、薬をもらうときによく確認してください。 貼り薬をはじめ、お薬に関することは、ちょっとしたことでも薬剤師に気軽におたずねください。

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