WEB版医療生協

健康シリーズ HEALTH

第216回:知っておきたい長寿のはなしF
くらしの中でひと工夫 フレイル予防 〜まとめ〜

健康事業部 フレイル予防責任者 守屋 桃子

フレイル予防について、6回にわたって連載してきました。いかがだったでしょうか?

フレイルとは…
 「加齢にともない、筋力や、生理的な機能の低下、社会的要因により、心身ともに活力が低下した状態です」
 それを予防するためのキーワードは、社会参加・運動・栄養の3つです。

班会(※)でフレイル予防

医療生協の班会は、意識していなくても自然とフレイル予防ができています。
 たとえば、水島支部の「元気いきいき班」は週に1回集まって百歳体操をしています。なんと13年続いているそうです。
 初めた頃の参加者は10人ほどでしたが、「楽しく体操ができる」と口コミが広がり、今では20人を超える参加者です。
 この班会の参加者は、「百歳体操を始めてから、身体が元気になった」「毎週、体操を楽しみにしている」「仲間が増えてうれしい」「これからも続けていきたい」などの声があがり、社会参加と運動でフレイル予防ができています。
 皆さんが活動している班会も、フレイル予防ができているかもしれませんね。これからも続けていきましょう。
 まだ班会に参加したことない人も、班会に参加してみませんか?

※班会とは、組合員が3人以上集まって交流する場のことです。

さいごに

介護予防の視点では高齢者本人や、身近にいるご家族がフレイルという状態を知り、介護予防へ移行しやすい危険性があることや、どの状態がフレイルなのかを知っておくことが大切です。
 また、すでにフレイルだと気づいたら、これ以上進行させないための日常的な配慮も必要になります。普段の生活からフレイル予防に取り組んでいきましょう。
 来月からは、お口のフレイルについておはなしします。

イメージ
フレイル知らずの「元気いきいき班」=9月7日撮影
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