【ちょっと聞いて】
◆キンモクセイの香り
庭のキンモクセイが小さな黄色の花をいっぱいつけて、いい香りを放っています。34年前、長男誕生のときに、市からいただいた記念樹です。
遠い北陸の地で就職・結婚し、父親になっていますが、匂いをかぐと小さかった息子を思い出します。
(倉敷市 田中育美)
倉敷医療生協は、海に流れ込む川ごみの回収に取り組んでいます。「河川ごみ等回収・発生抑制モデル事業」(岡山県委託)の一環です。(公)水島地域環境再生財団(以下みずしま財団)と連携し、10月31日に2回目の実証実験をおこないました。瀬戸内海に流入するごみの総量約4千5百トン(年間)のうち川から流れ込むごみは約3千トンにも及びます。このごみを減らすための身近な取り組みの現場を訪問しました。
医療生協の組合員は、月1回40分程度の川ごみ回収を倉敷市玉島阿賀崎地内で取り組んでいます。
2回目の川ごみ回収当日、「まあ、この袋はお弁当ガラを全部入れて捨てとるが」「こっちにはゴザを捨てとるわ」と、参加者の声が飛び交っています。手に持つごみ袋は次々に一杯になっていきます。一番多いのはプラスチックやペットボトルなどですが、ビン、陶器、金物、タイヤなど、少しの時間で約25キロという大量のごみを回収しました。
集めたゴミは、全員で大まかに分別して計量をしました。
ごみの種類によって、生活のどういった場面から生まれてきているのかが見えてきます。
そうしたごみを減らすためにどうすればよいか考えるきっかけにもなっています。
ごみの分別をしながら、「これが全部海へ出てしまったら大変」「これくらいなら月1回続けられるかも」「ごみを減らすために、身近なところで回収ができたらいいね」などと感想を話しあいました。
コープリハビリテーション病院は、コロナ禍でも可能な職業体験として、地元企業が現場から学校へ行く職業体験「倉敷市キャリア教育推進事業」に参加しました。
今年度は7月7日に琴浦中学校、7月12日児島中学校、10月4日に玉島西中学校と合計3校に出向きました。
コープリハビリテーション病院と老健あかねの紹介の後に、注射器・AED・食事介助・車椅子などの体験講座を企画しました。
何気ないことのようでも、中学生にとってはいずれも初体験で、驚きと楽しさで一杯だったようです。今回の体験で、「看護師になりたい気持ちがより強くなった」との感想が寄せられました。
この体験が進路に悩む生徒への手助けになれば幸いです。
(コープリハビリテーション病院・老健あかね 看護師 水畑拓馬)
医療生協「3年目職員研修会」で10月5日、職員38人が三福支部の班会を訪ねました。研修会では「水島の地域開発と公害の歴史」を学び、実際に地域を歩いて、そこで暮らしてきた組合員さんから話を聴きました。
呼松でのくらしは地域開発とともに大きく変化したことを知り、「自己責任」では片付けられない疾病の背景≠ノ目を向けて考えることの大切さを学びました。
あわせて医療生協の班活動≠ノ触れる貴重な機会にもなりました。
地域の中で人とつながり、時間を共有し、互いの様子を気に掛け合う関係はとても魅力に感じました。
(組合教育委員会)
「みずしま資料交流館」愛称「あさがおギャラリー」が10月15日にオープンしました。場所はみずしま財団の向かい側です。 大気汚染の公害患者さんが集まって療養する「あさがお会館」を改修して、絵手紙や体操、カラオケや料理などをしていましたが、患者会結成50周年を機に、後世に公害の歴史を伝える資料館として再スタートしました。 倉敷医療生協も協力した公害反対運動の歴史資料がたくさん保存されています。水島の航空写真や戦時期の写真も展示しています。
(みずしま財団研究員 林 美帆)
住所 倉敷市水島東栄町11-12
開館日 平日8:30 〜 17:00
電 話 086-440-0121
初期研修も残すところ数か月となりました。去年から現在までの研修を思い返すと、とても多くの体験がありました。その中でも印象に残っている経験をご紹介します。
その患者さんは、度重なる手術や慢性疾患の影響で、腸管から十分に栄養を吸収することが困難になっていました。治療を行う上での問題点が2つ。1つは体に必要な栄養が不足していたため、貧血などの症状があったこと。2つ目は、吸収不良によって下痢が続いていたことです。これらの問題を解決するために、内服薬や注射薬による補充や、食事内容の調整を行いました。不足している物質の検索や栄養剤の選択など、時間はかかりましたがどちらの問題も解決し、無事に退院の日を迎えることができました。
この経験を通してチーム医療の重要性を体感することができました。私が気付けずにいた患者さんの小さな変化や訴えを教えてくれた看護師の皆さん。食事内容や栄養剤の細かな調整や提案をしてくれた栄養士さん。その他コメディカルの皆さんの存在を強く感じた症例でした。
(2年次初期研修医 土肥悠暉)
私たちは毎週、浅口市鴨方の天台宗円珠院で、ご詠歌を練習しています。
コロナ禍で、研修会や大会など各種イベントが中止になり、残念な思いです。それでも、楽しくお唱えすることをモットーに続けています。
(班長 藤澤宣子)
(管理栄養士 かきうちはるな)
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マーマレードで簡単♪煮込むだけ♪ 鶏手羽元のマーマレード煮 食塩相当量(全体) 5.2g 調理時間 30分 |
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【作り方】 @★を鍋(フライパンでもOK)に入れ、火にかける。沸騰したら弱火にし、鶏手羽元を並べて落し蓋をして20分煮る。焦げ付かないように様子を見ながら時々軽くかき混ぜる。 Aふたを外し、たれを絡めながらさらに10分ほど火にかけたら、できあがり。 |
原水爆禁止岡山県協議会事務局長の平井昭夫さんを講師に招き、新見公民館で10月28日に平和学習会を新見ブロックで開催しました。
11人の参加で「日本の平和をどうやって守るのか」の講演を熱心に聴きました。
参加者からは、「世界的な平和の流れが広がっていることが分かった」「説明が分かりやすくて良かった」などの感想が寄せられました。
(新見南支部 橋本宏子)
あなたのとっておきの1枚をお待ちしています。送り先はsoumu@kura-hcu.jpへ、採用の方にはQUOカードを進呈します。
夜空の星
倉敷市児島 岡野喜美雄
秋が深まり、夜空の星がすっきり見られる日は最高で、結構長く空を見上げています。
昼間は庭でトンボの飛来を楽しみにしていますが、最近はほとんど見かけなくなり、さびしいものです。
水田が減り、池が埋められ、農業用水路がなくなったせいか…。
食べたくなるイモ
倉敷市玉島 若狭智栄子
秋といえば、スポーツの秋、読書の秋、芸術の秋、実りの秋、食欲の秋…。
私は毎年食欲の秋になることが多く、ホクホク感があって自然な甘味もあり、思わず食べたくなるサツマイモ。
ごはんより低カロリー低糖質で食物繊維が多く、良いことづくめのサツマイモ。健康維持のためにも、食べたいと思います。
パズルに半日かけ
新見市大佐 安立正城
脳トレパズルに、卒寿を過ぎての挑戦。断続的に約半日かかりました。
今回は第450回。「秋といえば」がヒントなので、答えはサツマイモだと思います。
イモもいろいろ
総社市総社 国光康子
昨日家族みんなでサツマイモを掘りました。
ベニアズマ、ムラサキイモ、いろいろな種類があるので、家族みんなで楽しむことができました。たくさん収穫できました。
大の字で寝たい
倉敷市連島町 大治倫子
コロナの感染状況はいまだ収束にはいたらず、マスクを外すのは難しい今日この頃です。
いつになったら、元の穏やかな日本にもどることができるのか。
大の字になって寝られる、安心して暮らせる日が待ち遠しいです。
世相笑々
円安台風
海外の利上げによって
連続的に発生し日本列島は物価高騰の嵐に
――何もしない内閣
庭のキンモクセイが小さな黄色の花をいっぱいつけて、いい香りを放っています。34年前、長男誕生のときに、市からいただいた記念樹です。
遠い北陸の地で就職・結婚し、父親になっていますが、匂いをかぐと小さかった息子を思い出します。
(倉敷市 田中育美)