【ちょっと聞いて】
◆次女の「銀婚式」電話
「お母ちゃんありがとう、銀婚式になったよ」と次女から電話。
「よかったね」と言いながら、涙したのは実母の私。
孫2人にも恵まれて、明るい電話にうれしくなりました。
(真備町 大野澄子)
倉敷医療生協は、協働によるまちづくりに取り組んでいます。地域のボランティアの方々と一緒にすすめている支え合い活動の場3か所を紹介します。
「お待たせしました」「楽しみに待ってたよ」静かだった集会所が急に活気にあふれます。
水島地域で35年続く年末のおせち配達です。
高校生も含めたボランティアが集まり、得意な役割を分担して取り組んでいます。
総数で90食ほどを完成させて、楽しみに待っている方に手渡すことができました。おせち料理とぬくもりが包まれた風呂敷を手に、全員に笑顔があふれています。
浅口市金光町の「佐方夕やけ子ども食堂」でも医療生協の組合員と地域のボランティアが、老いも若きもできることで…とお弁当作りを継続しています。
「写真を撮るんなら、より美しく撮ってえよ」と笑い声が弾けます。
コロナ禍で今のお弁当形式になっていますが、毎月地域の利用者との交流を楽しみながら活動しています。
連島地域の「子ども食堂おはな」では、フードシェア会にも取り組んでいます。
フードシェア会には、子どもの手を引いた若い方も多く訪れています。会を利用する方々は、さまざまな社会的な困難に加えて、相次ぐ物価上昇により、生活に大きな影響が及んで困っています。さっそく支援ボランティアから受け取った食材を大切に持ち帰っていました。
3か所の支え合いの場を訪問して、医療生協組合員と地域住民が一緒に協働した頼もしい活動を見ることができました。
日時)2023年3月1日(水) 9時半~12時
場所)医療生協会館(倉敷市水島南春日町13-1)
対象)経済的理由などにより、医療機関の受診や、健診が受けられておらず、健康に不安のある方。
◆看護師や社会福祉士が相談をお受けします。
問い合わせ先: 水島協同病院 医療福祉相談室 電話:086-444-3211(代)
水島協同病院は2011年から、外来診療で「気になる患者さん」に注目し、訪問活動をしています。
水島協同病院の外来診療の場で、「予約日に来ていない」「しばらく治療中断している」「薬はちゃんと飲めてるのかな」「認知症が進んでいるようだけど生活はできているのかな」など「気になる」ことを取り上げ、2021年末まで139件の訪問を行いました。
自宅で動けなくなって救急車を要請したり、経済的に困って受診ができない状態だったことが分かったり、生活が荒廃しており高齢者支援センターにつないだりした事例がありました。
孤立・孤独、認知症、貧困、ひきこもりなど、地域には病院では見えない課題がたくさんあり、受診に来ないのではなくて、来られない人がいることが分かります。
これからも「気になる」のアンテナを高めて、地域で暮らす人々に寄り添う病院でありたいと思います。
(医療福祉相談室 室長 森田千賀子)
医療生協会館で第2期「げんき応援隊養成講座」を11月から開講しました。20人が栄養、口腔ケア、運動について学んでいます。
参加者から、「知らなかったことがいっぱい」「教えていただいた運動をサロンに取り入れたい」などの感想がありました。
(健康事業部 田渕由美)
水島地域環境再生財団の塩飽敏史さんから、中島地域の「川ゴミ回収モデル事業」で相談があり、支部内の用水路2か所に網をはり、昨年11月から2か月間、回収に協力しました。 今、海に流れ込むゴミが多く、中でもプラスチックゴミは、自然に戻ることなく、生物たちに悪影響を与えています。「何とかしたい」との思いで取り組みました。 「どれくらいのゴミが網にかかるかな」と思っていたら、翌日には多くのゴミが。ペットボトル、空き缶等、予想以上に多かったと感じています。中に、犬の糞を入れた袋もあり、飼い主の良識が疑われることも。 今後も、海や川を汚さないために、できることを協力したいと思います。
(中島支部運営委員長 住寄善志)
月1回集まって、エコクラフトでかご作りを楽しんでいる元気いっぱいの班です。百歳体操や介護保険制度などの学習もしています。
(班長 東條絹江)
入職して、約10か月が経ちました。初めの頃は実臨床の知識がなく、慌ただしい業務内容に東奔西走する日々でした。多くの患者さんから学ばせていただくことで、できることが増え、少しばかりは診療能力も増してきたと、実感している今日です。
しかし、業務に慣れてきたからこそ「病気」ではなく「人」を診るという初志に立ち返る必要があると感じています。
ある日の救急外来で、とあるアルコール依存症患者さんが急性アルコール中毒症で運ばれてきました。その方の症状自体は点滴加療で安定し帰宅可能でしたが、よく話を聞いてみると、社会的・精神的に非常に大きなストレスを抱えていて、点滴治療だけでなくメンタルケアが必要な状態でした。その後、適切なメンタルケアを行い、精神状態は回復しました。
患者さんの病気を診断し、薬を処方するだけでは医療として不十分です。社会的・精神的背景にも気を配り、その「人」に向き合う姿勢を常に忘れないことが重要だと改めて感じています。
今後も「人」を診る医師であり続けようと思います。
(水島協同病院 増田和輝)
(管理栄養士 かきうちはるな)
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皮までムダなく食感もたのしめる◎ 大根の皮のナムル 1人分食塩相当量 0.3g 調理時間 10分 |
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【作り方】 @厚めにむいた大根の皮は細切りにして塩(分量外)をふり、5分ほどおいたら水けを切る。かいわれ大根は根を落とし半分に切る。 A@と★を和えたらできあがり。 |
職員の宇枝湧生さん(チーム未来)が、岡山県優良勤労障害者表彰を受けました。
宇枝さんは礼儀正しく性格も温厚で、チーム内においてリーダー的存在です。後輩スタッフから頼りにされ、みんなの模範となっています。
入職後より業務の機械操作方法を少しずつ習得し、草刈り機・芝刈り機・耕運機などを扱えるようになりました。
これからも引き続き頑張って欲しいです。
(人事総務課長 小幡美智子)
あなたのとっておきの1枚をお待ちしています。送り先はsoumu@kura-hcu.jpへ、採用の方にはQUOカードを進呈します。
中村哲氏の映画
倉敷市中央 萩原いつ子
アフガニスタンで凶弾に倒れた中村哲氏の映画「荒野に希望の灯をともす」を観てきました。
彼が数十年にわたって、生涯をかけてかかわってきた一大かんがいのプロジェクト、後継者によって今後も続くことを願っています。
機関紙ほしい
倉敷市児島 中村佳世
真備の23マルシェの会場で、倉敷医療生協の機関紙を持ち帰りました。
自宅には配布されていないので、ぜひほしいと思いました。
断捨離を開始
新見市高尾 細川禎子
今年こそは!と思い立って断捨離を開始しました。最初は調子よく進んでいたのですが、アルバムに手をつけてから進みません。思い出しては涙し、両親に感謝し…と、手が止まるのです。
皆さんはアルバムの処理をどのようにされていますか?
用水からゴミ拾い
倉敷市中島 河田道子
近くの用水に、空き缶とレジ袋3個が浮いていました。
拾おうと難儀していたら、知り合いのKさんが通りかかられ、2人で無事に拾えました。
Kさんありがとう。
「陽だまり」でお茶も
高梁市鉄砲町 細川美知子
今、コロナ禍で色いろと規制がありますが、みんなが集う「陽だまり」で料理したり、お茶をいただいたり、楽しんでおります。
世相笑々
マイナーなカード
わざわざ奨励金を付けてまで
持たそうなんて
ますます要警戒
――政府不信の国民
「お母ちゃんありがとう、銀婚式になったよ」と次女から電話。
「よかったね」と言いながら、涙したのは実母の私。
孫2人にも恵まれて、明るい電話にうれしくなりました。
(真備町 大野澄子)