歯にコンプレックス持っていませんか?
歯の変色で悩んでいる方が多くいます。年齢に伴う歯の変色、幼い頃に服用した薬の副作用による歯の変色、またタバコ、飲料、食品などの嗜好品による歯の変色など、その原因はさまざまです。
タバコ、飲料など外来の要因による歯の変色は、専用器具を使った歯のクリーニングによって改善します。しかし、変色の原因が年齢や歯そのものにある場合は、クリーニングでは改善しません。特に薬の副作用による歯の変色は、変色領域が広範囲におよび、変色の程度も重度の場合が多いようです。変色歯のある人の中には、人前で口が開けられない、笑えないなどの劣等感を持ち、精神的にダメージを受けている方もいます。
従来の歯科治療では、これらの変色歯に対して変色をすべておおい隠すために、歯を削って「かぶせ」を入れて修復してきました。これらの処置は、歯に著しい侵襲を加え、治療費も高額なものになっていました。
削ることがないホワイトニング
そこで、歯をまったく削ることなく、変色を改善する方法として、歯のホワイトニング法がでてきました。ホワイトニング法には歯科医院で行う「オフィスホワイトニング法」と患者さんが家庭で行う「ホームホワイトニング法」があります。
「オフィスホワイトニング法」は歯科医院で、ホワイトニング薬剤を塗布しホワイトニングする方法です。一回の治療時間が一時間ほどかかり、週一回で少なくとも三回の通院が必要です。
「ホームホワイトニング法」は薬剤と患者さんの歯型に合わせたトレーを使用し、歯科医の指導のもと家庭で行う方法です。一日二時間を二週間ほど行うと効果があらわれます。
いずれの方法も通常は良好な結果が得られますが、どの程度改善が見込まれるか確実に予測することは困難です。変色の程度によって個人差があります。ただし、薬の副作用による重度の変色に関してはホワイトニングでは改善しない場合が多いといわれています。
またいずれの方法も保険がききません。詳しいことは、各歯科診療所でご相談ください。