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健康シリーズ HEALTH

第138回:看護の質向上めざす認定看護師
第四回 皮膚・排泄ケア認定看護師

著者の顔写真
水島協同病院 看護師 安藤 裕子

今回は水島協同病院、皮膚・排泄ケア認定看護師の安藤裕子さんにお聴きしました。

皮膚・排泄ケア認定看護師は、ストーマケア(人工肛門や人工膀胱などを造設された人たちの管理、指導)から始まって、それが今日では、創傷・オストミー(人工肛門、膀胱形成術)・失禁ケアへと拡大してきました。認定看護師もいろいろありますが、一番多いのが皮膚・排泄ケアです。もともとは米国で発祥しました。
 皮膚・排泄ケア認定看護師は、創傷・オストミー・失禁の3領域の勉強をして活動していますが、褥瘡分野での活躍が評価、期待され大きな病院では、褥瘡の専従として働かれている方が多いのが現状です。
 私は、かねてから排泄ケア(失禁)に興味があってこれを取得しました。現在は主に、創傷分野(じょく創)でがんばっています。
 最近は、高齢化がすすみ、ストーマを保有されている患者さんも高齢化しています。また、時代の流れとともに、自宅で医療や看護を受けられている方も増え、排泄やスキンケアなど日常生活に密接したケアが求められます。とりわけ、排泄や失禁のことは本人にとっても、家族にとっても肉体的・精神的な大きな大きな課題です。一番言いにくいことであり、一番情けなく思うことです。患者さんやご家族の方の負担が、少しでも軽くなるように排泄ケアや、スキンケアなどの知識が広め、在宅生活を支える存在として力を発揮したいと考えています。

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