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健康シリーズ HEALTH

顔写真第20回「院内感染についての取り組み」

水島協同病院 副院長
院内感染対策委員長
福田 博

 院内感染とは、医療施設における入院患者や医療従事者が病院内において感染する感染症であり、その発生要因は様々ですが、ひとたび発生した場合、その及ぼす影響は極めて大きいものと考えられます。最近マスコミ等で大きく取り上げられ社会問題となったMRSA菌(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)やセラチア菌による院内感染は、その代表的なものです。MRSA菌やセラチア菌などは、いずれも通常の抗生物質に抵抗を示し、高齢でいわゆる「寝たきり」の患者様や悪性新生物の患者様など、体の抵抗力の低下している、免疫力の低下している患者様に感染しやすく、致命的な状態に陥ることも報告されています。院内感染は、ひとたび発生すると患者様やご家族をはじめとしてその及ぶ影響は大きく、医療機関としても院所全体で院内感染を防ぐべく、日常不断の努力が求められる課題です。水島協同病院では院内感染対策委員会のもとICT(感染対策チーム)を医師・看護婦・薬剤師・検査技師で組織し、日々の医療活動における感染症対策(感染症の起縁菌動向の把握、抗生物質の使用状況や感受性の把握、職員教育、職員の手洗いの励行等の感染対策上の指導等)の中心を担って活動しています。現在まで社会的に大きな問題となった院内感染の事例を見ますと、点滴のルート(中心静脈栄養法実施等)や気管切開されている患者様の気管カニューレを通しての感染等の可能性が指摘されています。そしてとりわけ医療従事者の『手を介しての感染』が重要視されています。水島協同病院におきましても看護婦をはじめとして職員の院内感染対策上の教育を行い、特に手洗いの励行について再三再四にわたり、日常の指導を強めています。一回の手洗いに二十秒位の時間をかけて、しっかりとした手洗いを行うように指導しています。また、血液や喀痰・褥創等を扱う場合、必ず手袋を使用するように努めています。とりわけ気管内挿管や気管切開を行っている患者様の気管内吸引・採痰チューブの扱いや、中心静脈栄養のカテーテルの管理に関しては細心の注意を払って行うようにしています。抗生物質の使用に関しても一つの薬剤を長期間使用することを避け、抗生物質が効きにくい耐性菌の発生を防ぐため努力を重ねています。

 病院としましても院内感染症を起こさないように引き続き最大の努力を積み重ねていきますので、組合員の皆様・患者の皆様のご協力・ご理解よろしくお願いいたします。


手洗いの手順
図
※手洗い後は、手を完全に乾燥させること!

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