第166回:歯科シリーズB 歯科往診のニーズに応えて 玉島歯科診療所
歯科医師 中村達哉 近年、高齢化の進行に伴い、玉島歯科診療所の患者さんも70歳以上の方が約40%をしめています。今後も、寝たきりの方や歯科への通院困難な方が増えると考えられます。高齢者の歯科治療ニーズに応えるため、歯科往診に取り組む必要性を感じています。歯科往診でも、診療室の中で行っている治療の大半が可能です。
しかし往診先の治療環境は、ベット・枕元が多く機材の準備など大変なことが多々あります。この度、少しでもスムーズな診療が行えるようにと歯科往診用のポータブルユニットを導入しました。新しい歯科往診用ポータブルユニットの導入により、むし歯に対する充填処置や歯の根っこの治療、機械を用いた満足のいく歯石除去までしっかりと行えるようになりました。また、注水用歯ブラシもついていることで口腔内ケアもしっかりと行うことが可能となりました。今後ますます活躍の場が広がるものと考えます。
歯科治療を受けたいけれど、通院が難しい方、口腔ケアをご希望の方は、診療所にお気軽にご相談ください。