出来ることが増える喜びを
患者さんと共に
作業療法士
コープリハビリテーション病院
2020年入協
Q1現在の仕事内容とやりがい
主に脳血管の病気や骨折によって、日常生活に支障がある患者さんに対してリハビリを行っています。例えば「トイレに行けるようになりたい」「仕事に復帰したい」「料理や洗濯ができるようになりたい」といった、患者さんが望む生活を取り戻すために、日常生活動作(ADL)訓練、高次脳機能訓練、調理訓練などを行っています。リハビリを通して患者さんの出来ることが増え、「ありがとう」とお礼を言ってもらえた時に喜びを感じます。
Q2倉敷医療生協を選んだ理由
医療生協での2カ月間の実習に参加し、職場の明るい雰囲気に魅力を感じました。また、カンファレンスや回診で、医師や看護師、医療ソーシャルワーカーなど多職種がチームとなって患者さんに関わる姿を見て、チーム医療の重要性を実感しました。この経験がきっかけとなり、入協を決めました。
Q3印象に残っているできごと
離床やリハビリを拒否する入院患者さんを担当した時のことが印象に残っています。患者さんの趣味や経験を伺い、どのような価値観を大切にされているのかを知ることでラポール形成(信頼関係の構築)を図りました。その結果、ADL訓練や高次脳機能訓練に前向きに取り組んでもらえるようになり、患者さんが目指す生活に戻ることができた時はうれしかったです。この経験を通して、患者さんとの関わり方がさらに深まりました。
Q4将来のビジョン
患者さんの現状を把握するだけでなく、患者さんが望む生活はどのようなものか、その人らしい生活に戻るために自分に何ができるのかを考え続けたいと思っています。患者さんの理想の生活と、現状との架け橋となり、その人らしい生活を支援できる作業療法士を目指しています。
One’s day scheduleある1日のスケジュール
- 8:30
- 出勤
- 8:30
- 患者さんのリハビリ、病棟回診、自宅訪問
- 11:30
- カルテ記入、事務作業
- 12:00
- 休憩
- 13:00
- 患者さんのリハビリ、カルテ記入、事務作業
- 17:00
- 退勤
Day off休日の過ごし方
カフェで過ごすことが好きです。読書や勉強も休日のルーティンのひとつで、認知症ケア専門士という資格の取得を目指して勉強したり、担当する患者さんに必要なリハビリや病態について調べたりしています。