WEB版医療生協

倉敷医療生協WEB機関紙

「2024年12月号」(NO.0669)
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事業所の職員も
地域に出て、参加・交流

「相談できて良かった」

 行政や地域住民が協力して取り組んでいるミニ健康展。「医療生協もご一緒に」という地域の声に応え、事業所の職員・組合員が一緒に地域でキラリと輝いている現場を取材しました。

相談コーナーは順番待ちも出るほど大好評<br>安陵彰太(やすおか しょうた)医師(写真左端)と事業所職員
地域からも歓迎されて

 倉敷市の南浦地区のミニ健康展が、10月28日に「防災」をテーマに開催されました。
 医療生協の組合員と、愛育委員・栄養委員は協力して健康チェックを担当。研修医・看護師・ケースワーカ・市の保健師・高齢者支援センターは相談コーナーの担当。歯科診療所・社協・こくみん共済コープ等が防災をテーマとした体験コーナーを担当し大盛況でした。
 ミニ健康展の内容は、小地域ケア会議の中で話し合われ、研修医の「ミニ講話・老人性難聴」は、住民からの要望で実現しました。


お口の健康相談も次々と<br>吉本尚史歯科医師(写真右奥)と歯科職員
参加して新しい発見が

 初めてミニ健康展に参加した職員もあり、地域で健康づくり・まちづくりをすすめているさまざまな団体のみなさんと親しく対話・交流がすすみました。
 会場では、地域の方や、ブースを運営する団体の展示・体験コーナーに初めて目にするものが多くありました。
 火災や水害・土砂災害をリアルに体験できるVR学習を体験した職員は、「ぜひ職場での学習にも取り入れたい」と話します。
 地域に足を踏み出して、さまざまな人々と一緒に活動する中から「協働」=新しい発見が生まれています。

韓国グリーン病院が来訪【コープリハ】

 韓国グリーン病院の医師や社会福祉士など多職種の方が、コープリハビリテーション病院に見学に来られました。

鍜本真一郎院長(後列左から3 番目)と韓国グリーン病院のイム・サンヒョク院長(後列左から4 番目)と日本に来訪されたみなさん

 共同組織活動交流集会が、9月29・30日に岡山シンフォニーホール他で開催され、コープリハビリテーション病院からは、「患者の家から地域が見える〜回復期リハ病棟の自宅訪問の実績〜」入院7日以内の早期に自宅へ訪問して、退院後の困り事や入院中の課題解決に役立てる仕組みを紹介しました。
 当院の医療や介護の実践を知りたいと、参加していた韓国グリーン病院の8名が、事業所見学に来られました。事業内容や人員、日頃の工夫、活動範囲など様々な質問がありました。一つでも学ぼうとする積極的な姿勢に、こちらが圧倒されました。
 国は違っても、患者・利用者の生活を支える思いは一緒だと、実感される見学となりました。

(リハビリテーション科 佐藤雅昭)

職員と一緒に健康チェック【井原支部】

健康チェックには途切れなく順番待ちが

 井原支部は、10月6日、井原駅前で開催された「はつらつ井原ふれあいフェスタ」に玉島協同病院の看護師と一緒に参加。約100人の健康チェックを実施しました。

(井原支部 石井 由子)

きらり!この班 茶話会や花見で楽しく交流

真備町「まきびさくら公園」で花見
総社吉備路支部 アイリス班

 アイリス班は「総社 失語症・高次脳機能障碍者の会」のメンバーで構成しています。ひと月に2〜3回は会って、食事会や茶話会、お花見などを開催し、楽しく交流しています。

(班長 三好純子)

研修医日記

経験を糧(かて)に成長を

水島協同病院<br>1年次初期研修医<br />昆 尭明 病棟で回診中の昆医師

 半年が経ち、少しずつ仕事に慣れてきたと感じます。患者さんの病歴を整理したり、医師としての基本的な診察手順を習得したりと、徐々に成長している実感もあります。
 しかし同時に、医療現場で求められる知識の膨大さに、日々圧倒されています。例えば、薬の種類や作用、副作用の知識は、まだまだ不十分で、毎日のように新しい知識が必要とされる状況に直面しています。
 また、患者さんを目の前にすると、机上で習った「病気」という概念が、実際の「人の苦しみ」に変わることに驚きました。
 膿の匂いや、傷口からあふれる血の量に圧倒されることもありました。予想以上に痛みを抱える患者さんの表情に、心が揺さぶられることもあります。
 こうした現実を目の当たりにして、緊張感や責任感が、改めて湧き上がってきています。
 覚えるべき知識や技術は尽きませんが、これからも患者さんに寄り添い、少しでも安心を届けられる医師になれるように精進したいと思っています。
 この半年間の経験を糧(かて)に、さらなる成長を目指して頑張っていきます。

保険証廃止はどうなるの?

二福支部で社保学習会

熱心に聞き入る支部の皆さん

 二福支部は、健康保険証廃止についての学習会を9月13日に「つどいの家」で開催、13人が参加しました。
 健康事業部の田邊昭夫さんを講師に「社会保障ってそもそも何?」「医療保険制度がどう変わろうとしているの?」など、詳しく、分かり易く話されました。
 12月以降も、マイナ保険証がなくても今までどおり受診できますが、「廃止反対の声を上げよう」「選挙で示そう」など、私達にできることを確認しあう場となりました。

(支部運営委員長 田中あき子)

「健康で長生きしたい」

新見で健康のつどい

ユーモアを交えた健康講話(講師左端)

 新見3支部合同で、「健康のつどい」を10月31日に新見公民館で開催、21人が参加しました。血管年齢や野菜摂取度などの健康チェックと、名越浪江健康運動指導士による、「食と運動」の健康講話がありました。
 健康の秘訣を「わたしわかい」の言葉、○わ和食、○た体育、○し姿勢、○わ笑い、○か感謝・感動、○い息の6項目で話されました。口角を上げて笑う。良い姿勢で座るなど、日常生活にすぐ取り入れられる運動も教わりました。
講師の方の若々しい声とピンと背筋の伸びた姿勢とユーモアを交えたお話に引き込まれました。日ごろの生活を見直し、「健康で長生きしたい」と思いを強くした1日でした。

(新見北支部 宮原利枝)

かんたんクッキング

【管理栄養士 かきうちはるな】

たたき長芋ときゅうりのとろろこんぶあえ 1人分食塩相当量 0.7 g
調理時間 10分
(材料:2人分)
◦長芋      150グラム
◦きゅうり    1/2本
◦とろろこんぶ  ふたつまみ
◦しょうゆ    大さじ1/2
【作り方】
@長芋は皮をむき、きゅうりは塩(分量外)をふってこすり洗いする。ビニール袋に入れ、めん棒などであらく砕く。
Aボールに@を入れ、とろろこんぶとしょうゆを加えてあえたらできあがり。

組合員のひろば

投稿写真大募集

あなたのとっておきの1枚をお待ちしています。送り先はsoumu@kura-hcu.jpへ、採用の方にはQUOカードを進呈します。

孫の成長に合掌
倉敷市西富井 難波照子
 孫の成長を見守り、毎日学童へ2人の孫を迎えにいく日課です。
 これももう十数年になります。
 先日孫の家のトイレに入ると、「トイレのふたをしめましょう! 電気を忘れずに切りましょう! 皆んなで気をつけ節約してね!」と白い紙が貼りつけてあり、孫の成長に思わず手を合わせたのでした。

便乗値上げ?
倉敷市水島 河本順子
 何でもかんでも値上がりばかり、便乗値上がり? も感じます。9月30日までには、ハガキを出さないと。あわてて郵便局に行きました。

読書の秋
倉敷市児島 土畑雅子
 今年も暑い夏でした。お彼岸の雨から少し秋を感じられるようになり、お出かけできそうです。図書館、本屋へ行き、読みたい本をさがしてみます。

マイナンバー心配
浅口市鴨方町 橋ひとみ
 マイナンバーカードをまだ取得していません。 が、5年間は大丈夫だと思っていました。その後はどうなるか心配です。倉敷医療生協なら安心ですね。水島協同病院はありがたいです。

気温が上下に
新見市新見 逸見 泉
 今年の夏は、いつ終わるのか本当にわかりませんでした。少し気温が下がったかと思うとまた上がり、着物、夜の寝具が今大変です。

世相笑々
川柳「日本国憲法に立脚すれば」
あらゆる差別や人権侵害を乗り越えていける
――「虎に翼」

【ちょっと聞いて】

◆美しい大久野島

 やっと涼しくなり、彼岸花が咲き始めました。
柏島支部のみなさんと、地図から消された島、大久野島に行きました。
 毒ガス工場があったとは思えない、美しい自然とかわいいウサギに癒され、平和が何よりと感じた一日でした。

(倉敷市玉島 姫井好美)

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