WEB版医療生協

倉敷医療生協WEB機関紙

「2024年8月号」(NO.0666)
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研修医・地域でいきいき

ここで話せて良かった

 倉敷医療生協は医師・歯科医師の研修に、病院と組合員が一緒に取り組んでいます。地域団体とも連携した企画で、研修医が生き生きと活躍している場面に出会いました。

コープの誕生祭でも次々に相談が<br />昆 尭明 医師(中央)
まちかど健康チェックでキラリ

 コロナ禍を経て5年ぶり、6月14日に再開したおかやまコープ・コープ北畝の誕生祭。医療生協も「まちかど健康チェック」に研修医の昆尭明先生と組合員が参加しています。
「先生、ちょっと聞くんじゃけど…」
 診察室ではつい聞きそびれるようなことも、ここでは次々に質問が出てきます。
 「ここで話せて良かったわ、先生ありがとう」と。
 5月21日に開催された倉敷東支部のあじさい班会では、歯科研修医の久保愛美先生が「お口の健康講座」に参加して大好評でした。
 どちらの場面も地域医療を学ぶ上で、住民の皆さんの生活の場で対話できる絶好の機会となっていました。


お口のゲームでオーラルフレイル予防 <br />久保愛美 歯科医師(右)
職員・研修医をもっと地域へ

 当組合の吉井健司理事長は、総代会のあいさつの中で、次のように呼びかけました。
 倉敷医療生協には「班会」という予防医療、健康増進運動の拠点があります。「班会」の何回かに1回は、職員を呼んでいただけませんか?
 研修医や専攻医のサポートをしている事務職員は「班会に参加した若手医師は、経験をうれしく語ってくれます。『参加する機会が少ない』です」とも言います。医師になって振り返ってみると、コ・メディカル(医師・歯科医師とともに、医療や業務を担う人たちのこと)や患者さん、組合員さんから教わって、いまの仕事を続けられたと思っています。班会で健診結果について話し合い、病気の話をしたことは良い思い出です。
 倉敷医療生協で組合員さんと交流した経験を「一人でも多くの職員に」と願っています。
 若手職員の育成と医療生協への定着のために、関わり合いをお願いします。

「一緒に働きたい」と言ってもらう【コープリハ】

高校生の「1日看護体験」

 コープリハビリテーション病院は、春の高校生1日看護体験を行い、8人の生徒が参加しました。

血圧測定に熱心に取り組む参加者

 病棟説明から車椅子への移乗動作や手洗い、薬液の吸い上げなどを実際に実践してもらいました。
患者さんが安全に移乗できるために、自分がどのように体を使ったら良いかを教えてもらうと、苦戦しながらもできるようになり、うれしそうな表情が見えました。
 手洗いや薬液の吸い上げは手が震える様子もみられました。「看護師さんっぽい」と目をきらきらさせて集中している高校生がいました。
 質問の時間では、「国家試験は難しかったか」「今高校生のうちに何をしておけばよいか」など、将来に対する真剣な思いが感じられました。
 最後には「看護師に対する思いが良い方向に変わった」「看護師の仕事に興味がわいた」などの感想をいただきました。将来看護師を選んでくれる人が増えるとうれしく思います。

(回復期リハビリテーション病棟 看護師 茅尾見穂)

水島空襲を考えるつどい

改めて戦争の悲惨さを知る

戦争体験を語る赤澤弘子さん(中央)と<br />片岡淑子さん(右)

 6月22日「水島空襲を考えるつどい」が水島勤労福祉センターで開催され、二福支部の二人が報告しました。
 赤澤弘子さんは「空襲の日、操縦士の顔が見えるくらいアメリカ軍の飛行機が大きく見えた」と。片岡淑子さんは戦後、母から「空襲当日は避難する所がなく、布団をかぶり飛行機が行くのを待った」と、聞いたそうです。
 二人は「ウクライナやガザの惨状に胸が痛む。『平和』が何より大事」と語りました。参加者からは「貴重な体験を聴くことができた」「二度と戦争をしてはいけない」など感想がありました。

新見市と「見守り協定」

この度協定を結んだ事業者代表ら<br />(田井理事・右端)

 5月28日に、新見市と見守りネットワークの協定を結びました。 
 市内で活動する事業者が、日常業務を通じて、地域の見守り活動を行います。
 協定の調印式には、組合を代表して田井玲子理事が出席しました。

平和の鐘鳴り響く

水島空襲から79年

平和の願いを託して

 水島緑地福田公園で6月22日、水島空襲の日に平和の鐘の打鍾式があり多くの人が参加しました。
 午前8時36分、空襲の時刻に平和の鐘が鳴り響き、追悼と平和の願いを込めて黙とうしました。
 子どもも大人も、平和の願いを託した風船を、空高く飛ばしました。

きらり!この班

琉球舞踊で運動不足解消

休憩は故郷(沖縄)の話題で盛り上がります
児島西支部 踊い(うどぅい)班

 私以外のみんなは沖縄県出身、私は児島出身。ボケ防止と運動不足を解消すべく毎週、琉球舞踊の練習をしています。
 休憩時は今週のでき事や故郷の話題などをユンタク(お話)しています。

(班長 住井敏男)

研修医日記

コミュニケーションを大切に

一年次研修医<br />安陵彰太 支部行事へ参加し、血圧測定する安陵医師

 内科研修が始まって2か月がたちました。
 最初は慣れないことばかりで、ついていくのがやっとでしたが、少しずつ自分でできることや考える時間が増え、学びの多い充実した毎日を送っています。
 この間、いくつかの手技を経験し、医学知識が増え、地域医療を体験しました。多くのことを経験したなかでも、一番はコミュニケーションが大切だと学びました。
 私は元々、自分から話しかけることが得意ではありません。しかし、患者さんとのコミュニケーションは、話すことで互いに信頼関係が生まれたり、患者さんの訴えをもとに、病態を把握することの手がかりへつながったりします。
 とはいえ、患者さんのすべてを私ひとりで把握することはできません。自分の専門外のことを知る上では、他職種スタッフの方々とのコミュニケーションは必要不可欠となります。 
 色々な人に助けていただき、支えられていることを身をもって体験しました。苦手だから話さないのでは何も解決しないし、前進しないことを学んでいます。
 これからも日々、コミュニケーションを大切にして、助け合いながら研修生活を送ることを心がけたいと思っています。

(水島協同病院 安陵彰太(やすおかしょうた))

かんたんクッキング

(管理栄養士 かきうちはるな)

とうもろこしの甘みで
味付けなしでもおいしい
とうもろこしは生がおすすめですが冷凍や缶詰でも簡単にできます
とうもろこしと枝豆の
かき揚げ
1人分食塩相当量 0.1 g
調理時間 15分
(材料:2人分)
◦とうもろこし(生)   1本
◦枝豆(冷凍)      80グラム

◦卵    1個
◦小麦粉  大さじ3
【作り方】
@とうもろこしは芯から実を削りとる。枝豆は沸騰した湯にかるくくぐらせてしっかり水けをきっておく。
Aボールに@と小麦粉を大さじ1だけ入れ、まんべんなく混ぜる。残りの小麦粉と別容器で溶いておいた卵を加えてかるく混ぜる。
B深めのフライパンなどに油(分量外)を入れ180℃に熱しておく。Aをスプーンですくって油に落とし入れる。1分ほどで一度うらがえし、もう1分ほど揚げたらできあがり。

組合員のひろば

投稿写真大募集

あなたのとっておきの1枚をお待ちしています。送り先はsoumu@kura-hcu.jpへ、採用の方にはQUOカードを進呈します。

お母さんも勉強! 
倉敷市玉島 井上裕子

 子どもが勉強をしている隣で、このハガキを書いています。
 「お母さんも勉強するよ!」と言うと少しうれしそう。
 これを機に、子どもと一緒に何か勉強をしていきたいです。

楽しくパズル 
倉敷市粒江 吉田益代
 毎日、元気・健康で過ごせています。ありがとうございます。ニコニコです。
 脳トレパズル、ボケ防止に楽しくがんばっております。みなさまに感謝です。

野菜作り楽し 
総社市種井 小林啓子
 野菜作りの楽しみ。
 農園を利用して、いろいろな野菜をいただくのに、農業の理解を得ながら作っています。

写真の笑顔に元気 
新見市大佐 山本美津子
 いろいろな地域の情報や写真の笑顔に、元気をもらいますね!
 虹色日記もいいです。

ひろば楽しみ 
倉敷市玉島 田中喜美子
 温泉へ行きました。
 組合員のひろば、いつも楽しみに見ています。

世相笑々
時代変われば
健康保険証を守れ
  ――激動の令和

【ちょっと聞いて】

◆桑の実ジャム

 もらって挿し木した桑の木。去年植え替えしたら、枝いっぱい実をつけました。桑の実ジャムを作るのが楽しみです。桑の葉は、お蚕さんの大好物で、桑の葉茶もいろいろ効能があるようです。

(倉敷市福田町 太漏昌子)

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